XMのボーナス・口座タイプとキャッシュバックの相性
XMは、豊富な口座タイプとボーナス制度で知られる海外FXブローカーです。一方で、キャッシュバックサイト(TariTali・FinalCashback など)を経由した場合、ボーナス条件が変わったり、一部ボーナスが受け取れなくなるケースもあります。
このページでは、2025年時点で一般的に案内されているXMの口座タイプ・ボーナスの傾向を踏まえつつ、キャッシュバックとの相性を整理します。実際の提供内容は居住国・規制ライセンス・時期によって変動するため、最終的には必ずXM公式サイトと、利用するキャッシュバックサイトの最新情報を確認してください。
XMの主な口座タイプ(概要)
- マイクロ口座(Micro)
- 1ロット=1,000通貨のマイクロロット。
- 少額からEA・裁量の両方をテストしやすい。
- スタンダード口座(Standard)
- 1ロット=100,000通貨の標準ロット。
- ボーナス・キャンペーンの対象となることが多く、XMが推奨するメイン口座とされることが多い。
- ゼロ口座(Zero)
- スプレッドが狭い代わりに取引手数料が発生するタイプ。
- スキャルピングや短期売買を重視するトレーダー向け。
- Ultra Low口座
- 低スプレッドを重視した口座タイプ。
- ロットサイズや取り扱い銘柄がスタンダード口座と異なることがある。
- Shares口座
- 個別株を主に扱う口座タイプ。
- FX・CFD系のボーナスやキャッシュバックと連動しないことが多い。
これらに加え、デモ口座・イスラム(スワップフリー)口座・ロイヤリティプログラムなどが組み合わさり、地域によって利用できるメニューが変わります。
XMボーナスの種類と特徴(地域により異なる)
XMは、時期や地域によって内容は変わりますが、おおむね次のようなボーナス・特典を組み合わせて提供しています。
- 口座開設ボーナス(ノーデポジットボーナス)
- 一定額(例:$30、$50など)の取引クレジットを、入金なしで付与するキャンペーン。
- ボーナス自体は出金不可だが、ボーナスを使って得た利益は条件達成後に出金可能とされる。
- 提供の有無・金額・対象国は時期や規制により異なる。
- 入金ボーナス(デポジットボーナス)
- 入金額の一定割合(例:50%+20%、100%+50%+20%など)を取引クレジットとして付与。
- 最大ボーナス総額には上限があり、段階的なティア構造になっていることが多い。
- ロイヤリティプログラム(XMポイント/XMPなど)
- 取引量に応じてポイントが貯まり、クレジットに交換できる仕組み。
- 長期的に取引するほど、実質的な還元率が高まる。
- 期間限定キャンペーン
- 季節キャンペーンや地域限定のボーナスなど。
これらのボーナスは、口座タイプや居住国によって適用可否が変わるため、実際にどのボーナスが使えるかは、XMの会員ページおよび公式プロモーションページでの確認が必須です。
キャッシュバックサイト経由のときに起こりやすいこと
XMに限らず、多くの海外FXブローカーでは、キャッシュバックサイト経由で口座を開設すると、一部または全部のボーナスが適用外になることがあります。理由は、
- ブローカーのプロモーション(ボーナス)とキャッシュバックサイトのリベートを同時に付与すると、コスト負担が大きくなる
- そのため、「公式ボーナス」か「キャッシュバック」のどちらか一方を選択させる条件になっているケースがある
実際に、XMではキャッシュバックサイト経由の新規口座開設で、入金ボーナスや口座開設ボーナスが適用されないと案内している情報もあります。一方で、追加口座の活用により、ボーナス口座とキャッシュバック口座を使い分ける方法が紹介されていることもあります。
ただし、これらの条件はブローカー側・キャッシュバックサイト側の提携内容やキャンペーンによって変更されるため、必ず次の2点を確認してください。
- XM公式サイト:ボーナスの適用条件・対象口座・対象国
- 利用するキャッシュバックサイト:XMとの提携条件、ボーナスとの併用可否、推奨する口座構成
「ボーナス重視」と「キャッシュバック重視」の考え方
- ボーナス重視派
- 少額入金からのスタートで、証拠金のクッションを厚くしたい。
- ロットをあまり大きくしない場合、入金ボーナスのほうがインパクトが大きいことも多い。
- この場合は、公式サイトからボーナス対象口座を開設し、キャッシュバックは後回しにする選択肢もあり。
- キャッシュバック重視派
- 月間ロットが多く、年間を通じて大きな取引量になる想定。
- ナンピンEA・スキャルEAなど、ロット回転の多い運用を想定している。
- この場合は、ボーナスが減ってもキャッシュバックを優先したほうが、トータルで有利になることがある。
現実的には、どちらか一方だけに全振りするのではなく、「ボーナス口座」と「キャッシュバック口座」を分けて併用する構成がよく採用されます。
おすすめの口座構成パターン例
- パターンA:まずはボーナスで試し、後からキャッシュバックを本格導入
- 1. XM公式サイトからスタンダード口座を開設し、ボーナスを活用して手法をテスト。
- 2. 手法が固まったら、タリタリやFinalCashbackなどを経由して別口座を追加し、キャッシュバック構成に切り替えていく。
- パターンB:ボーナス口座+キャッシュバック口座の二刀流
- 1. 小額でボーナス口座を運用しつつ、大きめのロットを回す口座はキャッシュバック専用にする。
- 2. ナンピンEAやゴールドEAなど、ロットが膨らむ手法はキャッシュバック口座側に集約する。
どのパターンが向いているかは、月間の想定ロット、最大ドローダウンの許容度、資金規模によって変わります。おおよそのイメージを掴むには、キャッシュバック収益シミュレーターで年間キャッシュバック額の目安を出しつつ、「そのロットで本当に安全に運用できるか」を冷静に判断することが大切です。
関連ページへの導線
- タリタリ経由でXM口座を開設する手順
- 既存のXM口座をキャッシュバック対象にするには?
- XM+TariTali キャッシュバック詳細・評判
- XM+FinalCashback キャッシュバック詳細・評判
これらのページと組み合わせて、自分のトレードスタイルに合った「XMのボーナス×キャッシュバック×EA構成」を設計していきましょう。

